そもそも「弁理士」とは

投稿日時 : 2015-08-14 14:32:52

毎日暑いですね。7月26日に論文式試験の選択科目が終わりました。合否の発表は9月30日になります。合格したら次は10月に口述試験が待っています。弁理士の道は険しいです。

「弁理士」というのは、産業財産権(工業所有権)という、いわゆる「知的財産権」を専門とした法律家です。企業が開発した発明・考案・意匠・商標について、出願・審判請求の手続きを代理します。発明の特許申請であったり、登録商標の侵害に意義を申し立てたり、といったことを専門的に行います。

最近はとくに海外で知的財産が侵害されるケースなども多く、その侵害調査や海外での権利確保といったことも重要になってきています。特許申請書類は法律に従って記述する必要があるため、専門家以外の人が法律を調べながら必死で書類作成などをしていると、他の企業に出し抜かれてしまうという恐れもあります。

最近は特許も細分化しているため、弁理士も得意分野を持っていなければ生き残れないと思っています。